奏~かなでうた~詩

自作詩を書いています。自分の心と向き合いながら。紙の本も出しました。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

苛立ちの理由

目標を見失っている? 目的を見失っている? 自分を見失っている? 身の置き場のない 拠りどころのない 心の芯の存在しない ふわふわとした もやもやとした じりじりとした 感情の迷路から 抜け出せない 何に対して 苛立っているのか なぜこんなに 取り乱し…

君が笑顔で【歌詞っぽく】

「あの日 何を間違ったんだろう」 自分ばかりを責めている君 「もう一度やり直せたら」 うつむいたまま どこへも進めない 過ぎた日を悔やむのなら 前に進んでやり直せばいい たとえ時を巻き戻せても そこはもう 君の居場所じゃないのだから 辛いことしか思い…

誰も僕らを知らない場所へ【歌詞っぽく】

夕陽を見つめ佇む君の 闇に溶けそうなシルエット こぼれる涙を知られぬように じっと背中を向けていたね 明日なんか来なけりゃいい いつか君がつぶやいたね だけど今日が終わらなければ この檻からも出られないよ 誰も僕らを知らない場所へ ふたりで一緒に行…

ひな鳥たちへ

不器用な子に生まれたね それで失敗ばかりだね あまりに不器用すぎるから 泣き方さえも知らないの 愛想笑いでごまかして 波風立てずにいるのにね 面白がってる子たちがさ 石をどぶんと投げるんだ やめて やめてよ いくら心で叫んでも 声に出さなきゃ届かない…

長い夜

今日もひとり 長い夜をむかえる 孤独な膝を抱え つけっ放しのテレビの前で 朝がくるのを待つ 人恋しいくせに ひとりでいることに逃げている 心の矛盾は 心の叫び 助けて助けてと 私にのしかかる 今日もひとり 心の中で泣く 孤独な背中を抱きしめ 誰でもない…

儚いからこそ【歌詞っぽく】

儚いからこそ 限りあるものだからこそ 人は 大切に思うのだろう 私をとりまくこの世界は 永遠に続く時間の断片 無数の命が集まって 無数の心が集まって 時のかけらを繋いでゆく 出会いと別れを繰り返し 喜びと葛藤の連鎖の中で 本当に大事なものが何か 私は…

これが私の人生です【歌詞っぽく】

白いソックス三つ折りで 目立たず地味に大人しく 可も不可もない優等生 そんな人間が馬鹿を見る ここはそういう世界です 要領良いヤツばっかりが おいしい思いをするんです 言われた指示に忠実に ほんの少しの落ち度でも ガラクタみたいに排除され まじめ人…

鬱病患者が人生を楽しむ方法【歌詞っぽく】

小さい頃から人気者 絵だって歌だってクラスいち オーディションで優勝して みんなの憧れアイドルに そんな妄想抱きながら 浮かれ気分で生きましょか 夢から醒めなきゃこんなにも 人生薔薇色 たりらんらん 職場じゃ皆の人気者 どんな仕事も器用にこなし 上司…

この殻を破るのは

この心の中には 人を嫉み 人を疑う 鬼が棲みついている 闇を引き寄せ 不運を引き寄せ 愛を否定し 平穏を遠ざけ 被害者のままで いたいと願うがごとき 醜い鬼の一片(ひとかけ)が 信じた心は 簡単に裏切られ 安住の場所は 簡単に奪い去られ それでどうして …

紅葉狩り

燃えたつ紅(あか)に覆われし 山路に深く分け入らむ 見上げる木々の葉紅葉(もみじ)して 我を朱色に染めしかな 時間の軸は逆しまに 遥かに遠き古(いにしえ)へ 雅楽の舞いを舞うごとく 舞い散る楓葉(ふうよう)手に取りて 輪廻転生流流転転 命の永遠(と…

自由に生きるということ

傷付いた心と引き換えに 手に入れた自由だった それは きっと 変われる最後のチャンス なのに 私は 自由という強敵の前で 惨めにたじろいでいる 自由とは 好き勝手に生きることではなく 生き方を自分で選択できるということ 自由とは 誰にも邪魔されず 誰に…

秋の空、漂う私

澄み渡る秋の空に 私は背を向け ひとり部屋に閉じこもる 紅葉の誘惑にも 高揚しない我が心 ぽっかりあいた空洞が あまりにも大きすぎて 一歩を踏み出すことに なぜ こんなに躊躇するのか 私を包囲している この世界を抜け出せたなら 望んでいたものを 見つけ…

My Birthday

この世界の どこにも存在しなかった 私という塊が ひとつの魂と出会い 姿を成して 誕生した ただ生きるだけの 簡単な人生は 与えられなかった 人間として生きる その試練 それは 気高き生涯か 人間である自分に 適合できぬまま 絶えることなく与えられる 人…

闇の中を

真っ暗闇に ぽつんと灯った 小さな光 手を伸ばすと 幻のように ふっと消える 手に触れたのかも わからない 頼りなげな光は 点滅しながら 場所を変え 大きさを変え 私を挑発する 『ほら こっちが出口だよ』 誰の言葉も信じない そう決めた私は そんな挑発に …